コシ産婦人科

 

ご挨拶

理事長-輿トキ子

平成19年1月吉日
 閑静な当白楽の地に、かれこれ40有余年前、当時珍しかった女医の産婦人科医として開業させていただきました。月に1例の分娩を全力投入で立会い始めてから、いつしか昭和40年代には取り扱う分娩症例数がピークに達しました。現代は少子化の時代で、分娩が減少してきています。しかし、女医の立場からというものの、一医師として女性の患者さんのみを診てきただけですが、歴史でしょうか、開院当初の患者さんが、その娘さんに、またさらにその孫娘さんへと伝えられて、気付けば3代にわたって親密に来院していただいています。
 思春期、生理不順、子宮内膜症、不妊症、子宮ガン検診、更には加齢に伴う更年期・老年期の心身問題等、女性として深く悩みを持たれている方々が、遠慮なく御来院いただき、解決の糸口が見出せるような親身な相談ができればいいと考えております。医院も、旧病棟を昨年新築し、新しい時代の産婦人科のあり方を模索しています。
 病診連携分娩も、その中で、本邦初の試みとして 始めましたが、現在はそのノウハウを生かして育児支援プランに発展しました。

ご紹介

飲料-和泉玲子

平成19年1月吉日
  東京女子医科大学医学部の産婦人科勤務中から、母の医院を手伝い出して大学病院とは異なる実地医科のあり方を身を持って知り、その後専任となってこのコシ産婦人科医院を2人で運営するようになり20年以上の月日がたちました。その間に医学は進歩し、大学を中心とした高度な医療が推進されていますが、一方で予防医学の考え方も大切になり、私達実地医科の存在意義が高まっていると思います。妊婦管理についても、最新医療レベルに遅れることなく、しかし実際の妊婦さんの訴えにあわせた検診が必要です。
  当院では、胎児診断を含めて胎児は母親の付属物ではなく「1人の患者さんである」という姿勢で診療をしております。20年間で様変わりした医療の状況とは無縁に、旧態依然とした診療を続けている地域があることも事実です。このことは、心痛むことですが、私達は日々新たな知識を仕入れて、患者さんのためになるようにと努力しています。
  コシ産婦人科医院は「有床診療所」といって入院施設の有る第1次診療を担当する医療機関です。最近は「無床診療所」といって入院施設のない、俗に言うビル診療所が増えています。毎日妊婦さんの診療して、この「ビル診」について思うことがあります。それは、妊婦さんの訴えに対する医療機関として責任のとり方についてです。妊婦さんの訴えは多様ですし、どういうわけか、「出血をした」「お腹がいたい」「破水ではないか」といった問いあわせは夜間に多いのです。私どもは看護師も医師も24時間対応ですし、いざという時に早めに入院ができるように対応しています。しかし、妊婦検診を「ビル診」でされている場合は、その管理をどうしているのでしょう?何も知らずに交通の便だけで通院するのではなく、いざという時の対応策が準備されているかをよく検討して通院されることが、患者さんの予備知識として大切であることを、最近つくづく考えさせられました。